当財団が実施する助成事業「調査研究事業」（平成23年度採択）で行われた
北里大学による海底ゴミと現場微生物及びミズクラゲ類の調査研究の継続的な

活動において、海底ゴミが生物の生息場所となり、日本は見つかっていなかった

ナデシコクラゲのポリプが水深約1100mもの深海に生息していることを明らかにしました。

また、東日本大震災で犠牲となられた方々に哀悼の意を捧げるとともに、

支援の手を差し伸べてくださった方々、復興に尽力されている方々に感謝の意味を込めて、

海洋生命科学部のミニ水族館「北里アクアリウムラボ」（神奈川県相模原市）、

新江ノ島水族館、鶴岡市立加茂水族館では、2021年4月6日から、

日本初展示のナデシコクラゲEarleria purpureaの展示を開始しました。

＜事業名＞

平成23年度調査研究事業（課題解決研究）
①三陸沖日本海溝海底の亀裂中に存在する海底ゴミと現場微生物に関する調査

②三陸沿岸におけるミズクラゲ類の生態について

＜実施事業者＞

学校法人北里研究所　北里大学海洋生命科学部　准教授　三宅裕志

＜プレスリリース＞

日本初展示！水深1127ｍの深海に咲くナデシコ
ナデシコクラゲEarleria purpurea
～北里アクアリウムラボ・新江ノ島水族館・加茂水族館にて展示開始～

https://www.kitasato.ac.jp/jp/news/20210406-01.html

なお、本研究は引き続き、調査・検証等が行われておりますので
今後も更なる成果が期待されます。

＜問合せ先＞
学校法人北里研究所 総務部広報課
電話：03-5791-6425